貧乏だったガキのころ‥‥。クリスマスイブの日。近所の金持ちの悪がきが、デコレーションケーキを持ってなめながら来る。欲しいかと言って、ケーキをちぎってオレに投げた。頬っぺたに、べチャッとくっつく。どうしたかって?悔しかったけど、舌をのばしてなめた‥‥。その時、“いまに見てろ”“誰よりも金持ちになってやる”と心に誓った。「ガキの頃からの屈辱は忘れない」「あれを背負って生きてく人間でありたい」。