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心に響くこの一冊

『カルロス・ゴーン 経営を語る』


カルロス・ゴーン+フィリップ・リエス 高野優訳 日本経済新聞社

 落日の日産をたった2年で急回復させた立役者とのインタビュー構成。ゴーン氏の半生が詳しく書かれ、「これまで自分がやってきたことは、すべてこの提携のための準備だった」と語らせる。まさに「出会いというのは偶然と必然の産物」なのだ。何より瞠目すべきは、コミットメント(必達目標)を事前に示し、達成できなかったら退任すると、約束していたこと。


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