障害者の月給がたったの1万円という現状を打破するために、福祉施設の運営者に、「経営とはなんぞや」を伝授する。知識の吸収を妨げている最大の壁は、「福祉の仕事は尊い」が「金儲けは汚い」という意識だ、と指摘。「良いモノをつくれば売れる」は間違い等、経営の原点を教えてくれる。著者は官僚と闘って「クロネコヤマトの宅急便」を開拓した元社長。