残された持ち時間の少なさを意識しはじめる年齢になると、日常のなかで精神衛生によくないことは、できるだけ避けたいと考えるようになる。「思いやり」「親切」「感謝」「寛容」「謙虚」など、利己の気持ちを抑えて利他の心をもつことで、心穏やかな日々を送ることができるとは――。書いてあることは、「シンプルでありながらパワフル」。