ソニーの創業者が語る、元祖ホンダイズム。二人に共通するのは、ものづくりへのこだわり。ものをつくる苦労や喜びを知っているだけに、「泣き言を言ったり、人に頼ろうという発想」を嫌い、土地や株で儲けようとしなかった。両人とも、ある意味で“素人”だったので、既成概念に捕らわれることなく、人真似でないものがつくれた。本田さんの言葉、「こわいのは失敗することではなく、失敗を恐れて何もしないことだ」は、けだし名言。