“利益追求はエゲツナイ”とか、“利益は経営者がネコババするもの”という、ちまたにはびこる誤解を解いてくれる。利益とは、「儲けではなくて、企業の存続責任を果たすためのコスト」。利益を蓄えていくことによりはじめて「雇用した人たちの生活の保障」ができる。利益は「維持費」であり、「将来のリスクに備える保険」なのだ。経営者的発想の仕方と経営に必要な智恵、幸福に生きるための実学が詰まっている。