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心に響くこの一冊

『手紙』


東野圭吾 文春文庫

  人を殺めた者は、刑事責任という法的制裁(もちろん、民事責任も)を課せられる。罪を負うのは本人のみである。だが、現実にはそれだけでは済まない。被害者の家族は手痛いダメージを被るし、加害者の家族も社会から罰を受ける。差別や偏見というバッシングだ。兄の犯罪により、さんざん道を狂わされ、苦しめられる弟。差別は必要悪なのか。現代の罪と罰の意味を世に問う衝撃作。


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