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心に響くこの一冊

『空飛ぶタイヤ』


池井戸 潤 実業之日本社

  何をやっても食いっぱぐれることはないという親方日の丸主義。会社が永久に継続すると信じて疑わない甘えの構造。財閥系の看板を背負って商売をしているという狭隘で歪みきった驕り。いずれも究極の勘違いである。かくなる企業風土から起こるもの。欠陥の隠蔽工作。リコール隠し。検査データの改ざん。国交省への虚偽報告。ついには人身事故。企業不祥事が続発する背景と構図が見えてくる。


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