無名だった伏見工ラグビー部を全国大会で優勝に導いた元監督と教え子の共著。2人に共通した実体験は、非難の「矢印」を相手に向けるのではなく、自分に向けたときの「気づき」とその後の変化。「気づき」はそれぞれ指導法を変えさせ、内発的モチベーションの原動力となった。指導者の側からみれば、自ら「気づかせてやる」ことが最も重要だということ。