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心に響くこの一冊

『妻と私・幼年時代』


江藤 淳 文春文庫

  「早くて三ケ月、遅く見て半年」。妻が末期癌と診断される。告知はしないと決め、夫による献身的な看病が続けられた。妻の死が間際に迫った頃、夫の身体にも変調が生じる。それまでの過労のために、急性前立腺炎を発症。その後、脳梗塞も加わる。そして自死。「心身の不自由は進み、病苦は堪え難し」という遺書とともに、衝撃と反響を生んだ文芸評論家の手記。


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