金融危機だの消費不況だの、どこ吹く風。今や「NINTENDO」は、「TOYOTA」と肩を並べる世界的なブランドへと育った。従業員1人あたりの売上高は、単体で約11億円、営業利益が約3.3億円という驚異的収益力を誇る。自分たちは生活必需品ではなく、役に立たないモノを作る娯楽屋としての宿命。それをどう受け止めたのか。独自の哲学や源流に迫る。