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心に響くこの一冊

『絵と心』


平山郁夫 中公文庫

  画家や芸術家として大成するためには、絵の才能や表現力が優れているだけでなく、自分の理念、価値観をもち、人間性を練磨しなければならない。内容、表現力、精神性といったものまで、絵を見れば、“一目瞭然”なのだ。見る人が見ればわかる。ビジネスにおいてもしかり。製品、商品、サービスに人格が反映する。「豊かになって、心が貧しくなった我々日本人を恥かしいと反省することからすべては始まる」。


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