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心に響くこの一冊

『たった独りの引き揚げ隊』


石村博子 角川書店

  1945年。ソ連が満州に侵攻。家族は離ればなれに。10歳の少年は、死と隣り合わせの危機が続くなか、あらん限りの力を駆使して、祖国を目指し、1000キロ以上の道のりを歩き続ける。満州の曠野を、独り笑顔で歌いながら‥‥‥。自立。自助。独立。自己を頼りにして生きることの痛快さ、偉大さよ。「太陽が一個、ナイフが一本。それさえあれば、生きて、歩ける」。


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