日常の仕事とは何か。面白くも何ともない作業の繰り返し。地味で実に泥くさいもの。嫌いではないが、好きともいえない。もちろん、品格や美学とも縁がない。だが、真の達成感や充実感は、「多大なコストとリスクと危機感を伴った作業の中」、つまり「仕事」の中にしかないのだ。軽快なエッセーなどではない。どれもが、具体的で、行動と汗に裏付けられた滋味豊かな提言。少数派に甘んじ、情報や出会いへの「飢え」を持て。