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心に響くこの一冊

『青春を山に賭けて』


植村直己 文春文庫

  大学卒業後、帰りの金も生活費も持たず、アメリカへ旅立つ。その2年後の1966年から1970年までの間に、モンブラン、キリマンジャロ、アコンカグア、エベレスト、マッキンリーの5大陸最高峰を世界で初めて踏破した。肉体労働と最低限の食費で資金をかせぎ、次々と湧いてくる目標を達成していくのが彼の“流儀”であった。ほとばしる情熱と、凄まじいほどの行動力で、苦難を乗り越え、駆け抜けて行った青春。


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