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心に響くこの一冊

『無常という名の病』


山折哲雄 サンガ新書

  日本人の無常観的な生き方の知恵、異常な事態に遭遇したときの身の処し方は、すでに5千年、1万年の時代を経てつくり上げられてきたものではないか。先人は、自然の猛威に頭を垂れ、ひざを屈して自然から学ぶ以外に手がなかったのだ。苦しみと悲しみを受け入れる柔らかい忍耐力。わが国の震災地における人々の穏やかで静かな表情は、諸外国のそれと比べ際立っている。受け継がれてゆく精神的遺産。


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