技術者からみた創造性が生まれるための条件。まずは「知識と切迫感」。知識と切迫感のあるニーズが結びつくことにより着想が起こる。次に、「非常識に考える」こと。既成の概念に捉われているうちは新しい着想は浮かんでこない。そして、非常識な夢をかなえさせてやろうという「大物」が必要、という。著者は学者、技術者であり、登山家、探検家でもある。