作家仲間の会合でも、遅れてくるのはいつも同じ人。そういう人は、いいものは書けない、と手厳しい。「約束の時間を守る」というのは、社会人として当たり前のこと。なぜなら、「自分の人生が一つであると同時に、他人の人生も一つ」であり、「時間がいかに貴重なものかということを知っていれば、他人に時間の上において迷惑をかけることは非常に恥ずべきことなんだ」。